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家族を乗せる車だからこそ、安全装備はしっかり確かめておきたいですよね。ただ、カタログの装備名は長くて、何ができるのかが分かりにくいんです。
結論から言うと、ノートオーラは衝突被害軽減ブレーキや周囲の見守り機能が全グレード標準です。グレードで差が出るのは、プロパイロットとSOSコールの2つだけなんです。
この記事を読めば、標準で守られる範囲と、オプションで足す範囲がひと目で分かります。
ノートオーラの安全装備は全車標準が基本
まず安心してほしいのは、予防安全の中心になる装備は、G系の全グレードに付いていることです。日産公式の2026年8月24日発売モデルの装備一覧で、標準の物を並べてみます。
| 分類 | 装備名(日産の名称) | ざっくり言うと |
|---|---|---|
| ぶつからない | インテリジェント エマージェンシーブレーキ | 前の車・歩行者・自転車に近づくと自動でブレーキ |
| ぶつからない | 踏み間違い衝突防止アシスト | アクセルの踏み間違いで急発進しにくくする |
| ぶつからない | インテリジェント FCW | 2台前の車の急な減速を知らせる |
| はみ出さない | LDW/インテリジェント LI | 車線をはみ出しそうな時に警報と修正の支援 |
| 疲れに気づく | インテリジェント DA | ふらつきを検知して休憩をうながす |
| 見えない所を見る | インテリジェント BSI・BSW・RCTA | 斜め後ろの車や、後退時に横から来る車を知らせる |
| 見えない所を見る | インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物検知) | 車を上から見た映像で周りを確認 |
| 見えない所を見る | インテリジェント ルームミラー | 後方カメラの映像をミラーに映す |
| 夜を見やすく | アダプティブLEDヘッドライトシステム | 対向車を避けてハイビームを照らし分ける |
| 置き忘れ防止 | 後席リマインダー | 後席に荷物や人を残していないか知らせる |
これに加えて、前席・運転席ニー・前席サイド・カーテンのSRSエアバッグ、VDC、ヒルスタートアシストも標準です。チャイルドシート用のISO FIXは後席の左右に付いています。
予防安全の装備は、どのグレードを選んでも同じ内容がそろっています。安全面だけで上のグレードを選ぶ必要はありません。
『安いGだと安全装備が削られているのでは?』と心配する方もいますよね。実はそこは削られていないんです!
質感や快適装備の差は 内装の記事 で比べています。
ぶつからないための装備でできること
一番気になるのは、やっぱり自動ブレーキですよね。ノートオーラのインテリジェント エマージェンシーブレーキは、前の車や歩行者に近づきすぎると警報を出します。それでも止まらなければ、自動でブレーキをかけます。
2025年8月28日の一部仕様向上で、左右から近づいてくる自転車も検知の対象に広がりました。交差点で横から自転車が出てくる場面に備えた改良なんです。
踏み間違い衝突防止アシストの働き方
駐車場でアクセルとブレーキを踏み間違えると、前後のソナーが障害物を見つけて加速を抑えます。前進だけでなく、バックの時にも働くのがポイントです。
例えば、コンビニの駐車場で車止めの先に壁がある場面。こういう近い距離での踏み間違いを想定した装備です。
- 天候や路面、速度によっては止まりきれないことがある
- 暗い場所や逆光では、歩行者や自転車を見つけにくいことがある
- 自動ブレーキがあっても、ブレーキ操作は運転する人の役目
「自動でブレーキがかかるから、少しくらいよそ見しても大丈夫ですよね」
「いえ、あくまで最後の手助けです。止まれない場面もあると思っておきましょう」
こう考えておくのが、装備と上手に付き合うコツです。
見えない所を見る装備でできること
ノートオーラは全車3ナンバーで、全幅は1,735mmあります。ノート(E13)より少し幅があるので、狭い道や駐車が気になる方も多いはずです。
そこで助けになるのが、周りを見るための装備です。
- アラウンドビューモニター:上から見た映像で白線や縁石との距離を確かめられる
- 移動物検知:車の周りで動く人や物に気づいたら音で知らせる
- フロント&バックソナー:障害物に近づくと音で知らせる
- BSW:斜め後ろの死角にいる車をミラー付近のランプで知らせる
- RCTA:バックで出る時に横から来る車を知らせる
特にRCTAは、スーパーの駐車場でバック駐車した後に出る時に便利です。隣に背の高い車が止まっていても、横から来る車に気づきやすくなります。

インテリジェント ルームミラーは慣れが大事
荷室に荷物を高く積んだ時や、後席に人が乗っている時も、カメラの映像で後ろを見られます。ただ、ミラーとカメラ映像では距離感が少し違うんです。
最初のうちは、明るい時間帯に切り替えて見比べておきましょう。慣れると夜の雨の日などに頼りになります。
メーターに表示される警告や設定の変え方は 12.3インチメーターの記事 にまとめました。
プロパイロットとSOSコールはグレードで差が出る
ここが大事なところです。安全装備の中で、グレードによって付いている・いないが分かれるのはこの2つなんです。
| グレード(2026年8月24日発売モデル) | 価格(2WD・税込) | プロパイロット | SOSコール |
|---|---|---|---|
| G | 284万9,000円 | メーカーオプション | メーカーオプション |
| G leather edition | 295万1,300円 | メーカーオプション | メーカーオプション |
| G Black Edition | 327万1,400円 | 標準 | 標準 |
| G leather Black Edition | 336万2,700円 | 標準 | 標準 |
GとG leather edition(FOURを含む)では、この3つがナビやBOSEと一緒のセットオプションです。プロパイロット(ナビリンク機能付)、プロパイロット緊急停止支援、SOSコールのことですね。セットの価格は販売店の見積書で確かめてみてください。
プロパイロットでできること・できないこと
プロパイロットは、高速道路などで前の車との距離を保ちながら、車線の中央を走るようにハンドル操作を手伝う機能です。渋滞で止まっても、追従して再発進できます。
- 前の車に合わせて加速・減速・停止する
- 車線の中央を保つようにハンドルを手伝う
- ナビの地図情報でカーブの手前で速度を調整する(ナビリンク機能)
- 運転する人が反応しない時に、車線内で減速して止まる(緊急停止支援)
- ハンドルから手を離して走る
- 一般道の交差点や信号に合わせて止まる
- 車線変更を自動でする
『プロパイロット2.0みたいに手放しできるの?』と聞かれることがありますが、ノートオーラにはプロパイロット2.0の設定はありません。ハンドルは握ったまま使う装備です。
使い方や、付いていない車の見分け方は プロパイロットの記事 で詳しく見ています。
SOSコールは事故や急病の時の連絡手段
SOSコールは、事故や急な体調不良の時にボタンで専門のオペレーターにつながる仕組みです。エアバッグが開くような事故では、自動で通報されます。
一人で長距離を走る方や、高齢の家族が運転する車なら、あると心強い装備ですよ。
年式で違う安全装備。中古で見るポイント
中古のノートオーラを探す時は、年式による違いを知っておくと安心です。カーセンサーなどの中古車サイトで見ていると、同じGでも装備の書き方がバラバラなんです。
| 時期 | 安全装備まわりの主な変更 |
|---|---|
| 2021年8月17日 発売 | 初代ノートオーラが登場 |
| 2024年6月13日 マイナーチェンジ | フロントデザイン刷新(後期型) |
| 2025年8月28日 一部仕様向上 | 自動ブレーキが左右から来る自転車を検知、後席リマインダーを全車標準 |
| 2026年8月24日 一部仕様変更(現行) | Black Editionを追加(プロパイロット・SOSコールが標準) |
つまり、2025年8月より前の車は、自転車の横からの飛び出しへの検知や後席リマインダーが今の車と違う可能性があります。気になる方は、販売店に車台番号から装備を確認してもらいましょう。
- 年式(初度登録)と型式(2WDは6AA-FE13、4WDは6AA-FSNE13)を見る
- ハンドルにプロパイロットのスイッチがあるか確かめる
- 天井まわりにSOSコールのボタンがあるか確かめる(位置は取扱説明書で確認)
- ナビ画面が純正の9インチ(NissanConnectナビ)か確かめる
- 分からない装備は、販売店に車台番号で照会してもらう
プロパイロットはセットオプションなので、純正ナビが付いていない車は、プロパイロットも付いていない可能性が高いです。スイッチの有無で見分けてみてください。
前期と後期の違いは 前期・後期の見分け方 で詳しく比べています。

中古でも新車でも、カメラとセンサーの手入れは大事
安全装備は、カメラやセンサーが正しく見えていることが前提です。ここは意外と見落としやすいんです。
例えば、フロントガラスの上のカメラまわりに汚れや雪が付いた時。自動ブレーキや車線の警報が、一時的に止まることがあります。メーターに表示が出たら、まず汚れを落としてみてください。
- フロントガラスのカメラの前を、ワイパーやガラス用品できれいに保つ
- バンパーのソナーやレーダーの周りに泥や雪を残さない
- ドライブレコーダーやステッカーを、カメラの前に貼らない
- フロントガラスを交換する時は、カメラの調整ができる店に頼む
『ガラスにヒビが入ったけど、安い店で替えればいいかな』と思う方もいるかもしれません。ただ、カメラ付きの車は交換後の調整が要ることが多いので、見積もりの時に確かめておきましょう。
ガラスのことは ガラスの記事 に、警告表示の意味は 警告灯の記事 にまとめています。
安全装備を理由にグレードを選ぶなら
最後に、安全装備だけで選ぶ場合の考え方をまとめます。
『安全を優先したいけど、予算も気になる』という方は多いですよね。結論から言うと、高速道路をよく走るかどうかで決めると迷いにくいです。
| 使い方 | 向いている選び方 | 理由 |
|---|---|---|
| 街乗り中心・高速はたまに | G(セットなし) | 自動ブレーキや周囲の見守りは標準でそろう |
| 高速道路で長距離をよく走る | G+セットオプション | プロパイロットで疲れを減らせる |
| 一人での運転が多い・家族の車 | G+セットオプション | SOSコールで万一の連絡手段を持てる |
| 見た目も含めて装備を全部欲しい | Black Edition | プロパイロット・SOSコールが標準 |
G FOUR(4WD・309万6,500円から)も、予防安全の標準装備は2WDと同じです。雪道の走りやすさは、駆動方式の違いで決まる部分です。4WDの記事 で比べてみてください。
安全装備で迷ったら、試乗の時にお願いしてみましょう。「アラウンドビューモニターとBSWを実際に見せてください」の一言で十分です。画面やランプの見え方が分かると、安心感がぐっと変わりますよ!
見積もりを取る時は、セットオプションありとなしの2通りを出してもらうと比べやすいです。差額を見て「高速道路でどれくらい使うか」と照らし合わせれば、付けるかどうかを決めやすくなります。
購入時の値引きや交渉の順番は 値引き相場と交渉の順番 にまとめています。
- 日産 ノート オーラ 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
- 国土交通省「自動車総合安全情報」:安全装備・点検整備の公的な案内
よくある質問
ノートオーラの自動ブレーキは全グレードに付いていますか。
はい。インテリジェント エマージェンシーブレーキは全グレード標準です。2025年8月の一部仕様向上で、左右から近づく自転車も検知の対象になりました。
プロパイロットはGにも付けられますか。
付けられます。GとG leather editionでは、ナビやBOSEと一緒のメーカーオプションのセットで選べます。Black Editionは標準です。
ノートオーラにプロパイロット2.0はありますか。
ありません。ノートオーラのプロパイロットは、ハンドルを握ったまま使う運転支援です。
中古車でプロパイロットの有無はどう見分けますか。
ハンドルのプロパイロットスイッチと、純正ナビの有無で見分けられます。確実に知りたい時は、販売店に車台番号で照会してもらいましょう。
チャイルドシートは付けやすいですか。
後席の左右にISO FIXの取り付け金具があります。取り付け方は チャイルドシートの記事 を見てみてください。
まとめ
- 自動ブレーキや周囲を見る装備は、全グレード標準で同じ内容
- グレードで差が出るのは、プロパイロットとSOSコールの2つ
- G・G leather editionではセットオプション、Black Editionでは標準
- 2025年8月より前の車は、自転車の検知範囲や後席リマインダーが違う可能性がある
- どの装備も運転の手助けで、止まりきれない場面もある





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