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試乗で乗った時は静かだったのに、口コミで「乗り心地が悪い」「突き上げる」と見ると不安になりますよね。家族を乗せるなら、なおさら気になるところです。
結論から言うと、ノートオーラは静かさでは評判のいい車です。一方で、全車17インチの薄めのタイヤなので、段差でのコツコツ感は出やすいんです。
この記事では、揺れや音の原因と、乗ってからでもできる対策を順番に見ていきます。
ノートオーラの乗り心地、よく聞く声は?
ノートオーラの乗り心地については、良い声と気になる声の両方があります。どちらも、この車の作りから来ているんです。
- モーターで走るので、発進や低速でとても静か
- 加速が滑らかで、変速のショックが無い
- コンパクトカーとしては内装の質感が高く、落ち着いて乗れる
- 段差やつなぎ目で、コツコツとした突き上げを感じる
- 荒れた路面で、タイヤの音が車内に入ってくる
- エンジンが発電を始めた時に、音の変化に気づく
『静かなのに乗り心地が悪い、ってどういうこと?』と思う方もいますよね。静かさは主にエンジンとモーターの話で、揺れはタイヤと足まわりの話なんです。
この2つを分けて考えると、自分がどこを気にしているのかが見えてきます。
突き上げを感じやすい理由はタイヤにある
ノートオーラは、全グレードが17インチのホイールです。タイヤの横から見た厚み(扁平率)は50で、コンパクトカーとしては薄めなんです。
| グレード | タイヤサイズ | ホイール | 最低地上高 |
|---|---|---|---|
| G系・AUTECH | 205/50R17 89V | 17×6.5J | 145mm |
| NISMO(2WD/4WD) | 205/50ZR17 93W XL(MICHELIN PILOT SPORT 5) | 17×7J | 130mm |
| AUTECH SPORTS SPEC | 205/50R17 93W XL | 17インチ | 130mm |
タイヤとホイールは日産公式の2026年8月24日発売モデルの主要諸元の値です。タイヤの厚みが薄いと、見た目が引き締まる一方で、段差の衝撃を吸収する余裕が小さくなります。
突き上げが気になるのは、主に「17インチ・扁平率50」のタイヤによるものです。特にNISMOとAUTECH SPORTS SPECは硬めに感じやすくなります。走りを重視した足まわりと、XL規格のタイヤを履いているからです。
例えば、マンホールの段差や、高速道路のつなぎ目を越える時。ここで「コツン」と感じるのは、この車ではよくあることです。
乗り心地を重視するなら、試乗は標準車(G系)とNISMOを両方乗り比べてみてください。違いがはっきり分かりますよ!

車の重さと乗り心地の関係
ノートオーラの車両重量は、G系の2WDで1,270kg、4WDで1,380kgです(日産公式の主要諸元)。4WDは後輪のモーターがある分、110kg重くなります。
一般的に、車が重いほうが小さな揺れには落ち着きが出やすいと言われます。ただ、乗り心地は重さだけで決まらないので、4WDを選ぶ理由は雪道や坂道の走りで考えるのがおすすめです。
ノートオーラの静粛性はどれくらい?
静かさについては、ノートオーラは同じクラスの中でも評価が高い車です。理由は、走る力をモーターだけでまかなう仕組みにあります。
エンジンは発電専用なので、電池に余裕がある時はエンジンが止まったまま走れます。低速の街中では、ほとんどモーターの音しかしない場面も多いんです。
場面ごとに、どんな音が目立ちやすいかをまとめるとこうなります。
| 走る場面 | 目立ちやすい音 | 感じ方の目安 |
|---|---|---|
| 住宅街・駐車場 | モーターの小さな音 | とても静か |
| 市街地の加速 | 発電を始めたエンジン音 | 踏み込むと気づきやすい |
| 郊外の一定速度 | タイヤの音 | 路面の荒さで変わる |
| 高速道路 | タイヤと風の音、発電の音 | 会話はふつうにできる程度 |
この表は仕組みからの一般的な傾向で、測った数字ではありません。音の感じ方は、路面やタイヤの減り具合でも変わります。
エンジンがかかる時の音の変化
ただ、電池の残りが減ったり、強く加速したりすると、発電のためにエンジンがかかります。
『今まで静かだったのに、急にエンジン音がした』と気になる方もいるはずです。これは故障ではなく、発電が始まった合図です。
- EVモードスイッチのマナーモードで、住宅街や早朝は発電を控える
- 住宅街に入る前に、チャージモードで電池を多めにしておく
- 急な加速を控えると、エンジンが高い回転で回りにくい
マナーモードやチャージモードの使い方は e-POWERの記事 で詳しく見ています。
ロードノイズが気になる時の対策
エンジンの音が静かな分、タイヤが路面をこする音(ロードノイズ)が目立ちやすいのがこの車の特徴です。特に荒れたアスファルトや、雨上がりの路面で気づきやすくなります。
ロードノイズ対策は、手軽な物から順に試すのがおすすめです。
| 対策 | 費用感 | 効き方 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|---|
| タイヤの空気圧を指定値に合わせる | ほぼ無し | 揺れと音の両方に効く | 高すぎると突き上げが増える |
| 静かさ重視のタイヤに替える | タイヤ4本分 | 効きやすい | サイズは純正と同じ物を選ぶ |
| 荷室の床下にデッドニング材を足す | 部品代と工賃 | 車による | 重くなる分、燃費に少し影響 |
| ドアやフロアの静音化 | 工賃がかかる | 施工次第 | 内張りを外す作業は専門店に |
『いきなり静音化の工事をしたほうがいい?』と迷う方もいますよね。結論から言うと、まずは空気圧とタイヤからです。
ロードノイズの多くはタイヤから出ています。タイヤ交換の時期が来たら、静かさを売りにした銘柄を選ぶだけでも、印象が変わることがあります。
純正のG系なら205/50R17、NISMOなら205/50ZR17が基準のサイズです。銘柄を替える時も、このサイズと荷重の表示(89V・93W XL)はそろえておきましょう。
もうひとつ、見落としやすいのが車内の小物の音です。荷室の床下や小物入れで物がカタカタ鳴っていると、ロードノイズと勘違いしやすいんです。
タイヤの選び方と交換費用は タイヤの記事 にまとめています。
冬のスタッドレスで乗り心地は変わる
雪の多い地域の方は、冬の間はスタッドレスタイヤに替えますよね。実は、この時期に乗り心地や音の印象が変わることがあるんです。
スタッドレスはゴムが柔らかいので、段差の当たりが穏やかに感じる方もいます。一方で、溝の形が違うので、乾いた路面ではゴーッという音が増えることも。
『冬になったら急にうるさくなった』と感じたら、まずはタイヤの違いを疑ってみてください。車の故障ではないことがほとんどです。
スタッドレスのサイズ選びも、タイヤの記事 で見ています。
- タイヤのサイズを変えて、メーターやスピードの表示がずれる
- 重い静音材をたくさん貼って、燃費が落ちる
- 内張りのクリップを折ってしまい、逆にビビり音が出る
乗り心地を改善するならこの順番
突き上げや揺れを減らしたい時も、やる順番は同じです。お金のかからない所から試してみましょう。
静音化の工事や足まわりの交換は、効果が読みにくいわりに費用がかかります。まずは手軽な物を試して、それでも気になった時に専門店へ相談する流れが、遠回りに見えて一番の近道なんです。
ちなみに、同乗者が車酔いしやすい方は、アクセルを戻した時の減速の強さも見直してみてください。ドライブモードで減速の感じが変わるので、穏やかなモードのほうが揺れを感じにくいこともあります。
- タイヤの空気圧を、運転席のドア付近のラベルにある指定値に合わせる
- 荷室の重い荷物を降ろして、後ろの沈み込みを減らす
- ドライブモードをエコやノーマルにして、アクセルの反応を穏やかにする
- タイヤ交換の時期に、乗り心地や静かさ重視の銘柄を選ぶ
- それでも気になれば、専門店で足まわりの相談をする
ここが大事なところです。インチダウン(16インチなどへの変更)で乗り心地をよくしたいと考える方もいます。ただ、ブレーキの大きさとの相性や、車検での扱いがあるので、専門店で適合を確かめてからにしてください。
「空気圧って、そんなに変わるものですか」
「入れすぎだと、段差の衝撃がそのまま伝わりやすいんです。まずは指定値に戻してみましょう」
こんなやり取りは珍しくありません。月に1回くらい、給油のついでに見ておくと安心です。

後ろの席の乗り心地はどう?
家族を乗せる方は、後席の乗り心地も気になりますよね。
ノートオーラは、室内長2,030mm・室内幅1,445mm・室内高1,240mm(日産公式・社内測定値)です。ホイールベースは2,580mmで、後席は6:4分割のリクライニングができます。
後席は後輪の真上に近いので、前席より段差の揺れを感じやすくなります。長く乗る時は、背もたれを少し倒すと楽になる方も多いです。
後席の広さや座り心地は 後部座席の記事 で詳しく見ています。
乗り心地の硬さは、走りの安定感と裏表の関係です。NISMOは曲がる時の安定感と引き換えに、段差ではっきりした硬さを感じます。走りの違いは 加速と走りの記事 で比べています。
試乗で乗り心地と静かさを確かめるコツ
ディーラーの試乗コースは、きれいな道が多いですよね。それだと、突き上げやロードノイズの気になり方が分かりにくいんです。
- 段差やつなぎ目のある道を少しだけ走らせてもらう
- 後席にも座って、揺れ方を体で確かめる
- エアコンやオーディオを止めて、タイヤの音だけを聞いてみる
- 電池の残りが少ない状態で、発電の音も聞いておく
「後ろにも座ってみていいですか」と一言伝えれば、たいていは快く応じてもらえます。家族が普段座る席で確かめるのが、いちばん確実な方法ですよ!
乗り心地が気になる人のグレードの選び方
最後に、乗り心地と静かさを重視する場合の選び方です。
| 重視すること | 向いているグレード | 理由 |
|---|---|---|
| 乗り心地をできるだけ穏やかに | G系(2WD・4WD) | 標準の足まわりとタイヤ |
| 静かな室内で長距離を走りたい | G系+セットオプション | プロパイロットで疲れも減らせる |
| 硬めでも走りの楽しさを優先 | NISMO | 専用の足まわりとタイヤ |
中古で選ぶ時に見ておきたいこと
中古のノートオーラを検討している方は、乗り心地が新車の時と変わっていることがあります。一番の理由は、前のオーナーが替えたタイヤです。
- 4本のタイヤが同じ銘柄・同じサイズか
- タイヤの溝や、ひび割れがないか
- 純正の17インチから、サイズが変わっていないか
- 車高が下がっていないか(ローダウンの跡)
『試乗したら、思ったより硬かった』という時は、タイヤやサスペンションが替わっていないかを販売店に聞いてみてください。純正の状態との違いが分かると、判断しやすくなります。
価格はG 2WDが284万9,000円、NISMO 2WDが316万3,600円です。日産公式の2026年8月24日発売モデル(消費税込)の値です。
車の大きさや取り回しも含めて比べたい方は、サイズ一覧の記事 を見てみてください。購入時の値引きの進め方は 値引き相場と交渉の順番 にまとめています。
よくある質問
ノートオーラの乗り心地は悪いのですか。
静かさの評価は高い一方、17インチの薄めのタイヤなので段差で突き上げを感じやすい車です。感じ方は人によるので、試乗で確かめてみてください。
NISMOは標準車より乗り心地が硬いですか。
硬めに感じやすいです。NISMOは専用の足まわりと、XL規格のMICHELIN PILOT SPORT 5を履いています。
ロードノイズ対策で一番手軽なのは何ですか。
タイヤの空気圧を指定値に合わせることです。その次に、タイヤ交換の時期に静かさ重視の銘柄を選ぶ方法があります。
エンジンがかかった時の音を減らせますか。
EVモードスイッチのマナーモードで、発電を控えることができます。電池の残りが少ない時は使えないこともあります。
4WDのほうが乗り心地はいいですか。
4WDは2WDより110kg重く、小さな揺れに落ち着きが出やすいと言われます。ただ感じ方には個人差があるので、試乗で比べてみてください。
後席の乗り心地はどうですか。
後輪に近い分、前席より段差の揺れを感じやすくなります。背もたれを少し倒すと楽に感じる方が多いです。
まとめ
- ノートオーラは、モーターで走るので静かさの評価が高い
- 突き上げの主な理由は、全車17インチ・扁平率50のタイヤ
- NISMOとAUTECH SPORTS SPECは、標準車より硬めに感じやすい
- ロードノイズ対策は、空気圧、タイヤ選び、静音化の順に試す
- エンジン音が気になる時は、マナーモードやチャージモードを使う





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